■ ミーカガン・コレクション |
・ミーカガンとは、本島・糸満の海人が考案したゴーグルです。水泳のゴーグルのモデルになりました。
・材料はモンパノキなど沖縄の木で、顔と接する部分は自分で削って水が入らないように調整します。ガラスと木の間には、防水用に絹糸がつめこまれ、蝋が塗られています。
・土産物用を外国で生産していた時期もあったそうです。
・最後のミーカガン職人:金城勇吉さんは1992年にお亡くなりになりました。
・1番上は「依光釣具店」で購入した「本物のミーカガン」です。2000円でした。
・2番目は本島国際通り「海想」で売られている「ミーカガンのレプリカ」です。ガラスと木の隙間は蝋ではなくコーキングっぽいものが塗られています。石垣島白保の新城サバニ館も運営されている船大工の新城康弘さん制作だそうです。2625円でした。
・3番目は「南嶋民芸」で売られていた「復元ミーカガン」です。蝋は塗られていません。2500円でした。
・2007年に「南嶋民芸」に行ってみると、ガラスを絹糸ではなく接着剤でつけた「お土産用ミーカガン」になっていました。
・4番目は離島桟橋の「中村つり具」で売られていた「お土産用ミーカガン」です。蝋・絹糸はなくニスが塗られています。1000円でした。
・2007年に「中村つり具」に行ってみると、もう売られていませんでした。
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